メダロット

子どもの頃、ポケモンと並んで意外と好きだった『メダロット』。舞台は近未来で、古代遺跡から発掘された不思議なメダルを量産し、それを頭脳として開発されたロボット、メダロットが普及した世界。特に子どもたちの友達や相棒として人気で、そんなメダロット同士を対戦させるロボット・バトル、通称ロボトルが、ときにコミュニケーションとして、ときに喧嘩の代用として、そしてもちろんスポーツとして盛んに行われているという、まあ、ポケモンをロボットに置き換えたような感じだ。野生でうろうろはしていないが。

で、ポケモン同様ゲームを中心にそのアニメ化があったりしたのだが、ひとつ大きな違いはそのふたつのメディアに並んでコミカライズがあったこと。ぼくはこの漫画版が特に好きだった。ほるまりん先生の絵はシンプルな線なのにメダロットの立体感や光沢が感じられる。特に好きなのは手の描き方だった。余白の取り方もかっこいい。あとは組み立てキットなどのおもちゃが好きだったのだが、肝心のゲームは自分では持っておらず友達に借りるなどしてやっていた。同系統のゲームではポケモンに慣れていたせいか、若干難しく感じて、いつまでも借りているわけにもいかないので全然進まないうちに返していた。Nintendo Switchでゲームボーイ時代からのソフトが一式揃ったものがあるのでやってみようかなあ。