あけましておめでとう。ゆっくり過ごそうと思ったのだが、あんまりゆっくりしている暇もなく世の中は動き出しそうだし、かえってさっさと平常運転にしてしまったほうが身体も楽なので、なにかしようと思ってこれを書いている。結局去年もあまり文章を書かないで終わってしまった。絵はたくさん描けるようになったので、今年こそはブログをどんどん書きたい。
今年はいろいろと感慨のある年である。いろいろなことから20年が経ったのだ。まず『クローンの攻撃』公開から20年。ということは、それを劇場で観てSWに夢中になった夏休みから20年。ということは、ぼくがほとんど落書きのような絵葉書でお小遣い稼ぎを始めてから20年でもある。『ハリー・ポッターと秘密の部屋』の映画版公開から20年。初めて原作を読んで、同時に『賢者の石』が映画化されたのが去年なので、アニバーサリーは去年なのだが、もちろん『秘密の部屋』の映画も思い入れが深い。SWにしろハリポタにしろ、ここまでがシリーズ中で小学生時代に触れた作品なのだ。小学生で観るのと、中学になってから観るのとではまただいぶ違うだろう。
絵葉書のお小遣い稼ぎと今やっていること、根っこの部分では変わらない、なんてことを言うのがこういう場合お決まりなのだろうが、実際には両者は全然違う。というか、違うと思いたい。同じだったら悲しくなる。
ともかく、ぼくにとって2002年はなにかと起点のひとつなのである。それはこれからも変わらず、2032年にも同じことを思い返していることだろう。ちなみに2012年も専門学校を卒業したり、妻と知り合った年でもあるので、なにかとあった。そうだ、ということはこの仕事も10年目ということになるのだ。
今年もなにかの起点になるといい。