レトロ自販機(うどん・そば)


ハセガワのプラモ、「レトロ自販機(うどん・そば)」。1/12スケールのフィギュアに合わせられる小道具が欲しかったのと、前から気になっていたのと、渋い感じがよかったのとで作ってみた。見ての通り箱型なので作りやすいといったらなかったが、ボタンや説明書き、商品名などのシールが細かくて、貼るのが少し大変だった。
サービスエリアで見かける(まだ見かけるか?)古ぼけた感じにしたくて塗装してみたが、少しやり過ぎたような気がしなくもない。ウェザリングはどうもやり過ぎてしまうのだが、もっといろいろ作って塗ってみれば上達するかもしれない。
調理時間を表示する部分のシールが数パターン入っていて、好みの時間を表示させられるのだが、詳しい友人によるとモチーフとなった実際の自販機では、ニキシー管による調理時間表示が生きてる機体はかなり希少らしい。ニキシー管というのがまた、ほとんどレトロフューチャーな感じだ。
現役機ではなく、「故障中」の貼り紙とともに放置された機体として演出したかったので、最初は時間表示がなにもない、停止中の空欄シールを貼ろうとしたのだが、その話を聞いてせっかくなので時間表示があるシールを貼っておいた。

塗装前の状態はこんな感じ。このままでかわいかったのだが、一色成形なのでレトロ感がいまひとつでテーマ的にもったいない。こんな綺麗な状態でこの自販機は絶対に存在しない。

近くに寄ると下手なのがわかるが、取り出し口等から汚れが垂れた感じ(ストレーキングというらしい)は結構うまくできた。このあたりは絵を描くときの感覚がそのまま活かせるのでいい。全体的にアクリル絵の具での塗装だが、細かいところは油性色鉛筆でガリガリ塗り込んでいる。そこがやり過ぎの原因なのだが、ストレーキングや錆の具合はそのおかげで出せた。
極力こんなところから出てきた食べ物は口に入れたくないという感じを目指した。

こういう遊びがしたかったわけ。