Clone Paratrooper


『シスの復讐』に登場するトルーパーだが、オレンジ色のカラーリングも手伝って結構好きなやつである。以前はエアボーン・トルーパーという名前がフィギュアなどにつけられていたはずだが、今はパラトルーパー(どちらにせよ空挺兵という意味)と呼ぶらしい。ショルダーバッグを提げているところがかわいい。オーダー66発令後、オビ=ワンの死体が見つかったかどうかという問いに対して「見つかっていないが恐らく死んでいるだろう」という、なんとも詰めの甘いことを言い、この言葉を受けて部隊は撤収を始める。このためどうもこいつには無能な印象があるのだが、設定的に補足すると、このときのクローンたちは突如上官であるジェダイが不在となったため、指揮系統が乱れて誰が命令を出しているのかよくわからない状態に陥っていたという(ジェダイ抹殺命令こそ議長から直に受け取ったものの、それ以後はパルパティーンも細かな指示を出していなさそうなので混乱したことだろう)。またそれまで自律的に考えて行動していたところ、議長からの有無を言わなぬプログラムが発動したためそれぞれの思考力も落ちていたと考えられる。そういうわけで、なんとしてでも殺さなければならないジェダイに対し、死体は見つかっていないがまあ死んでるでしょ、という楽観的な態度でことを運んでしまったのである。