iMac純正のマジックキーボードが前から不満だった。スマートではあるかもしれないが、それゆえキー自体も薄く、指先が底に当たるような硬い感覚が非常にくたびれるのだ。ひとつひとつのキーをしっかり押している感じもあまりないので、打ち間違いも少なくない。それから、これは好みだが音がよくない。パチパチペタペタという具合で、ぼくが好きなのはもっとしっかりした打鍵音、カタカタ、スコンスコンというやつだ。なので、キーが厚めの、感触のしっかりしたキーボードが欲しかった。上の写真はHHKB、ハッピーハッキングキーボードのLite2というもの。Mac向けの刻印で英語配列のものにしてみた。iMacを買った際に普通に日本語配列のキーボードを選んでしまったのだが、友達が言うには英語配列も選べたらしく、どうして英語配列にしなかったのだと言われて以来悔しくてずっと欲しかったんだよね。英語配列は日本語配列よりキーが少なくてすっきりしているとか、Adobeソフトなどでよく使うショートカットキーも英語配列が前提になっているとか(そのほうが同時に打ちやすい配置にあるとか)、いろいろ利点はあるらしいのだが、単純に一度使ってみたかったのだ。慣れてしまえばどちらでも変わらないだろうし、実際使ってみるとやはり噂に聞いていたようにキータッチの感触やコトコトという音が心地よい。裏側の脚を出すことでキーボードに角度がつけられるのも打ちやすい。それによってキーボードが浮き上がって隙間ができるので、iMacの画面の下にすっとしまうこともできる(画面の下までにせり出しているスタンドの底面がその隙間にうまく入ってくれる格好)。少しでも多くなにか書きたいので、メールの返事でさえ楽しいくらいだ。この調子でたくさん文章を書きたい。