「太陽と乙女」文庫版

「太陽と乙女」
(森見登美彦/新潮文庫)
装画・挿絵

 2017年に刊行された森見登美彦さんのエッセイ集「太陽と乙女」の文庫化にあたり、単行本に引き続き装画を使っていただきました。中の挿絵も同じものが掲載されています。新たに追加されたエッセイも数本あり、ページ数は500ページ以上と、文庫としてはうれしい厚さです。

 個人的に、森見さんの作品に初めて触れたのは文庫からだったので、自分の描いた絵がこのサイズになり、改めて感慨深いです。こんなこと、10年前「四畳半神話大系」のアニメを観ていた頃には想像もしなかった。本当にいまだに信じられない。

 装画にもあるレゴ四畳半を再現。森見さんっぽい髪型がなかったのでフィグはちょっと物足りないけれど。レゴをはじめ、少年の冒険への憧れのようなものが根底にあるのが森見作品の魅力だと思う。